「心拍数」の記事の最後に
>やせる運動かどうか、の基準として「心拍数」が利用できるのです。
と書きました。
バクバクする運動ほど痩せるのでしょうか?
走る時に全力疾走を長時間続ける事はできません。
どんな人も
このスピードまでであれば
いつまでも運動を続けられる
という限界のスピードがあります。
(その境目のポイントを専門用語で「AT:無酸素性作業閾値」と言います)
そのスピードで運動をすれば
たくさんエネルギーを消費しつつ
運動を長時間行えるため
やせるには
最も効率がよいと言えるでしょう。
どうやってそのポイントを調べるのでしょうか?
運動強度は
歩く・走る・泳ぐ・ステップマシンなど、
さまざまな形がありますが
全てに対応できるよう
心拍数で示すのが一般的です。
以下にターゲット心拍数の出し方を2つご紹介します。
「カルボーネン法」
ターゲット心拍数 = (220-年齢-安静時心拍数)×0.5~0.6+安静時心拍数
(安静時心拍数は、朝目が覚めた時体を起こさずに
1分間に何回脈がふれるのか数える方法がおすすめです。)
「0-Peak法(ゼロピーク法)」
ターゲット心拍数 = (220-年齢)×0.6~0.7
(運動レベル・心拍数には個人差がありますので、0.5~0.6などと幅をもたせてあります)
例えば
30歳で安静時心拍数が60拍だとしたら、
カルボーネン法では
(220-30歳-60拍)×0.5~0.6+60拍
=125~138拍
0-Peak法では
(220-30歳)×0.6~0.7
=114~133拍
という事になります。
運動しながら脈を計り
このターゲット心拍数になる強度を選ぶと
理論的にはいつまでも
その運動を続けられる事になります。
まずはご自分のターゲット心拍数を計算し、
次に運動中の心拍数をチェックしてみましょう。
ターゲット心拍数に到達するまで
少しずつスピードを上げて行き、
もし超えてしまったら少しスピードを下げ、
丁度その心拍数を保てるレベルを探せばよいのです。
上の式では0.5~0.6と書きましたが、
純粋に脂肪燃焼であれば
0.4からスタートするのがお勧め。
慣れている人は逆に少しずつ上げていき
0.7以上でも大丈夫な人もいます。
実際にやってみると
0.4というのはかなり軽い運動
早歩きくらいでしょう。
運動中に測るのは面倒ではありますが
理論と体感を一致させる事ができて
非常に勉強になります。
お試しあれ!
↑心拍数の測定も
スマートウォッチなら楽々ですね!
*2022.8 加筆・修正
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