秋と言えば・・・
食欲の秋!
そう、何でも美味しくてつい食べ過ぎますよね・・・
じゃなくて(笑)
やっぱりココではスポーツの秋でしょう。
ラグビーのW杯も大変な盛り上がりを見せ、
プロ野球のペナントレースも佳境を迎えています!
体操教室をやっていると
「正しい」運動を教えて、とよく聞かれます。
おそらく
「正しい」型があってその通りに行うことが
最も大切で効果的!という
イメージをお持ちなのでしょう。
しかし運動に関して言うと
何が「正しい」かは
その時の身体の状態と
目指すところ
によって変わります。
考えてみれば
長年マラソンなど身体を動かしてきた人と
40~50年何もしてこなかったカチカチの人
これからもゴルフやテニスを続けたい人と
とにかく普通に歩けるようになりたいと言う人
同じ運動が適切なはずがありません。
もちろん基本の考え方や
トレーニング原則はあります。
しかし体調や骨の歪み、
関節や神経の硬さなどは
朝と夜で違うくらいですから
運動もコレ!と決めつけすぎず
身体の状態と目指すところによって
柔軟に変えるべきだと思います。
例えば足回しなら、
仙腸関節をゆるめることが目的。
その方向がブレていなければ良いので、
腰を反らせると痛くて固い感じがする場合には
クッションをお腹に入れる方法で行うと楽でしょうし
股関節の調子がいまいちという時には
両足カエル足で縦に糸巻きする方法で
より股関節に効かせたり
とアレンジするのもいいでしょう。
筋力トレーニングなら
ターゲットの筋肉を疲労困憊させることで
初めて速筋線維が動員され、強く太くなります。
10回3セットやって、
まだ疲労感がさほどでもない、という場合には
1~2セット追加で行なっても構いません。
ちょっと横道にそれますが・・・
新たなエビデンスでは
筋肥大するかどうかは
1週間の総負荷量の影響が一番大きい
というデータも出ています。
「総負荷量」と言うのは
持ち上げる重量×回数のこと。
例えばバックキック10kgで10回×2セットなら
総負荷量は、10kg×10×2=200kg
重量を半分にして回数を倍に、4セット行うと、
5kg×20回×4セット=400kg
と総負荷量が上がるので、
重量が半分でも効果は高まる可能性があります。
どうしても重い負荷でやると腰が痛い
と言う場合には
「疲労困憊までやる」と言う条件付きですが
背骨コンディショニングで
普段お勧めしている方法とは少し変えて
軽めに、数を多めのトレーニングでも
もしかすると効果が期待できるかもしれません。
話が極端な例になりましたが
身体のことはまだまだ謎がいっぱいで
人によって違うことも多いので
そもそも何が「正しい」のかさえも
分からないことが多いもの。
目指すところを向きながら
今の身体にとってベストな
体操のレシピを探すつもりで
柔軟に取り組んでいってください。
迷った時にはアドバイスします。
いつでもご相談ください!
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トレーニングを忘れている時に
ハッと思い出すキッカケになったり
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参考:
STRENGTH AND HYPERTROPHY ADAPTATIONS BETWEEN LOW- VS. HIGH-LOAD RESISTANCE TRAINING:ASYSTEMATIC REVIEW AND META-ANALYSIS
2017, BRAD J. SCHOENFELD, 他
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