「外出しづらい」
そんな雰囲気が漂っていますね。
ジムもお休みになってしまい
家にこもりがちで
運動量が減っていませんか?
歩くだけでも
心拍数を上げることができ
有酸素運動の効果が期待できます。
有酸素運動は
血流を増やし
身体の末端までエネルギーを行き渡らせます。
血圧
中性脂肪
血糖値の改善など
様々な効果が期待できるだけではありません。
歩くなど有酸素運動は
脳の血流も良くなり、
さらに
脳由来神経栄養因子
(BDNF)と言って
神経細胞の成長を
助けるタンパク質が
増えることがわかっています。
例え脳の問題がなくても
身体の痛みやしびれ
神経の伝導異常に
悩まされている方にとっても
役に立ちそうな気がしますね!
ポイントは
少しだけ
ハアハアゼイゼイ
するような運動を行うこと。
たくさん歩いても
全く呼吸が乱れないようでは
あまり効果が期待できません。
実は先日
パーキンソン病の
お客様がいらしたので
改めて治療ガイドラインを調べていました。
この病気は中脳の
黒質ドパミン神経細胞が
減少して起こると言われています。
そんな病気がある方でも
有酸素運動を行うと
血中のBDNF量がアップするのです。
その研究は
ランニングマシンで
心拍数が60%以上の速さで
1回30分を週5回
4週間続けた結果とのこと。
心拍数60%とは、
普通なら少し早歩き程度。
軽くハアハアするけれど
普通に会話ができる
ギリギリのスピード
といったところでしょうか。
さらにこの研究では
UPDRSという
パーキンソン病の評価スケールも
改善されていました。
適度な運動は
免疫力をアップする働きも期待できます。
むやみに出歩くのも考えものですが
過度に敏感になり過ぎて
抵抗力がなくなってしまっては本末転倒。
そろそろ東京は桜も咲き始めています。
ぜひ外へ出てウォーキング
いかがでしょうか!
お花見ガイドはこちら
https://hanami.walkerplus.com/ranking/
参考文献:
『脳を鍛えるには運動しかない』2008. Johm J. Retey, M.D. and Eric Hagerman
Intensive Rehabilitation Increase BDNF Serum Levels in Parkinsonian Patients: A Randomized Study ,2014, Giuseppe Frazzitta, 他
パーキンソン病診療ガイドライン2018, 監修:日本神経学会
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