とっても多い症状ながら

まだまだ謎が多い

「腰痛」

今日は

「85%は原因不明」を

「78%は診断可能」に変えた研究を紹介します。

ご自身の腰痛はどのタイプに当てはまるでしょうか？

考えながら読んでみてください！

「腰痛」の原因は不明

これは一般の方の多くが実感しているようです。

整形外科に行ってレントゲンを撮っても

「骨に異常はありません」

と言われ、湿布か痛み止めを出されて終わり。

よくて「ブロック注射」で痛みを和らげる。

そもそも腰痛は

レントゲンやMRIを撮っても

ほとんど原因がわかりません。

30年前くらいの研究で

85%の腰痛は原因不明とのデータが出されました。

これはよく見ると

85%の腰痛は原因不明、というよりは

85%の腰痛は骨や椎間板などに明らかな異常は画像では確認できない

ことを確かめたとも言えます。

言い換えれば

腰痛の原因が

「骨や椎間板の変形」

であるとの考えを前提にしていては

腰痛の原因を特定できないと言うことです。

LINEで一足早く紹介した通り

2016年に

もっとよく調べたら78%の腰痛は原因が特定できました！

という研究が日本から出されました。

この研究では腰痛を大きく3つに分類しています。

1. 深刻な状態ではない腰痛
2. 深刻な脊椎疾患
3. 確定診断できない腰痛

そしてそれぞれをさらに細かく

全部で13に分類しています。

注目したいのは

分類1:深刻な状態ではない腰痛

1) 筋筋膜性:17.5%

2) 椎間関節性:21.3%

3) 椎間板性:12.5%

4) 仙腸関節性:5.6%

のグループです。

従来よりも丁寧に問診や可動域のチェックを行い、最後はブロック注射で痛みの場所を特定しています。

ブロック注射が効いた

=診断確定

との図式ですね。

従来の

骨には異常が見つからなくて

その他の85%は原因が分からないのだから

湿布か痛み止め出しておきましょう

と言うような診断よりはかなり進歩しているように見えます。

ただ、よく考えるとこれは

痛み、炎症が起こっている「場所」を特定したのであって本当に原因を特定したとは言えないように思います。

僕が日々取り組んでいる

背骨コンディショニングでは

• 背骨は歪む
• 歪むとその周辺の関節や神経が固く縮まる

との考えがベースになっています。

歪んで固まった関節は、

噛み合っていない歯車が

さらに錆び付いてしまったかのように

当然動きも悪く、

無理に動かそうそすると

その周辺の関節や靭帯

さらにそこから伸びる神経にも影響を与えると考えられます。

分類1:

の項目をよく見てみると

「背骨の歪み」

が大元の原因ではないか？

と思えてなりません…。

ここからは僕個人の想像の域を出ませんが、

2)椎間関節性

3)仙腸関節性

の二つは、まさに歪んだ骨と骨の間（関節）に痛みが出たと言えますし、

3)椎間板性

も、歪めば当然

骨と骨の間の椎間板に

いびつな力が加わり

痛める可能性が高まると言えます。

1)筋筋膜性

も、背骨から伸びる神経も一緒に固く縮まって痛みを引き起こした結果、周辺の筋肉も固く縮まってしまう、と考えると納得がいきます。

さらに丁寧な診断でも

確定診断できない腰痛

とされた

分類3

12) 心理社会的要因:0.3%

13) その他:21.6%

↑その他が21.6%もあります！

ここにも

「背骨の歪み」

が大きな原因として隠れていると思えてなりません。

であれば、やるべき事は

• 関節のゆるめ
• 歪んだ背骨の矯正
• 歪まない筋力アップ

やはりこの3本柱に尽きるのではないでしょうか。

実際に多くの方は筋力アップと共に歪みが少なくなり、痛みがなくなってゆきます。

何よりも

「コレをやれば調子が良くなる！」

と実感できる方法が手に入るだけでも

安心感と希望が持てますよね。

もし

まだ背骨コンディショニングを体験されてない方

いらっしゃいましたらぜひすぐにお試しください！

今日は

背骨コンディショニングの考え方を紹介しつつ

現代医学の比較的新しい研究とを比べて考えてみました。

皆様はどうお考えになりますか？

ぜひ感想をお寄せください！

参考：

Diagnosis and Characters of Non-Specific Low Back Pain in Japan: The Yamaguchi Low Back Pain Study

＊本文中の%表示は、同研究対象期間内(2015年4月と5月)に山口県内の整形外科を受診した320名の内訳を%表示したもの。

お医者様の中には

「背骨や仙腸関節が1mmでも動いたら激痛で大変なことになるに違いない！」と言う方もいらっしゃいます。

そうした考えが強く残っている現代医学の世界で、腰痛の原因が背骨や仙骨の歪みだ！と言う考え方がなかなか浸透しないのも仕方ないのかもしれません。

僕が取り組んでいる

「背骨コンディショニング」の背骨矯正

実際に体験していただくと、

• 実際に骨は歪む
• 歪んだ背骨は矯正することができる

と言うこと、実感いただけるはずです。

よほど関節が固まっていない限り、その場で身体の動きが楽になります！

お身体の状態・お悩みをお聞きします

服の上から背骨をたどり、歪み一つ一つをチェック

神経の張り（痛点）や身体の動きも必要に応じてチェックします

必要に応じて、緩め体操、筋力トレーニングを行います。

「家でできるように覚える」が基本スタンスですが

「その場で一緒にトレーニング」を希望される方も増えています。

一つ一つの歪んだ背骨を矯正してゆきます。

実際には背骨だけでなく、肩・股関節などなど身体のあらゆる歪みに対応しています。

必要に応じて、ペアストレッチを入れることもあります。

最後にもう一度歪みと痛点などを確認して終了です。

僕の背骨矯正の場合、

初回は

１：問診&カウンセリング

２：背骨の歪みチェック

に15分程度

３：体操指導

に20分程度

４：背骨矯正

５：最終チェック

に15分程度

お着替えやお会計などを入れて60分弱くらいとなります。

2回目以降は

歪みチェックと体操指導で20分程度

背骨矯正と最終チェックで15分程度

お時間をいただいております。

気になる方は→こちら←からお問合せください。

＊このブログは

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