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骨密度をアップする3つの方法<前編>

まずは食事&栄養から!

カルシウム・ビタミンDとタンパク質も欠かせない

 

骨粗鬆症にはカルシウム&ビタミンD!

ということは知らない方はいないでしょう。

しかし意外と知られていないのが

 

「タンパク質」

 

大切なのはカルシウムだけではありません。

骨の20%はタンパク質でできています。

 

特に大豆にに含まれる

「イソフラボン」

を摂取するだけで

骨密度低下を抑える効果が

確認された、という研究(*1)もあります。

 

この研究は

1年間の骨密度と体脂肪量の変化を観察したもの。

被験者を以下の4グループに分けます。

  • 何もしない
  • ウォーキングのみ(速歩、3回/週×45分)
  • イソフラボン摂取のみ(47mg/日)
  • ウォーキング+イソフラボン摂取

結果、

何もしないグループと

ウォーキングのみのグループでは

骨密度が低下、体脂肪率もアップ。

 

対して、

イソフラボン摂取のグループでは

骨密度・体脂肪率ともほぼキープ

することができました。

 

ちなみに最も効果的だったのは想像通り

ウォーキング+イソフラボンのグループ。

骨密度がアップ、

体脂肪率もやや減少しています。



ここで

ウォーキング(速歩)のみのグループで

骨密度が減少したこと

驚いた方もいるかもしれません。

 

速歩きで、45分、それを週3回。

決して少ない量ではありません。

 

それでも骨密度が上がらなかった理由…

それは次のポイントにあります。

2:効果的な運動は「ハイインパクト」なもの

「ハイインパクトスポーツ」とは

身体への衝撃が大きいスポーツのこと。

 

ジャンプ→着地

その時にかかる衝撃で

骨に刺激が伝わり、

強くなろうとする作用

が働くと言われています。

 

具体的には

テニス

バレーボール

バスケットボール

ジョギング

など。

 

「飛ぶ」動作が入っていること

がポイントです。

 

先ほどの研究で

「速歩」のグループは

骨密度が低下していました。

 

最近はシューズも進化し、

より「衝撃」が少なくなるよう

クッション性が高くなっています。

 

もしかすると、

ソールの薄いシューズを履いて、

意識的に着地の衝撃が高く

なるような歩き方をすれば

結果は変わっていたかもしれませんね。



ただし、そうした
「衝撃が大きい」歩き方や
「飛ぶ」動作は
膝への負担も大きくなります。

すでに痛みが出ている場合はできません。

そんな方もがっかりする必要はありません!
ガシガシ歩かなくても、
ジャンプを伴うスポーツができなくても、
骨密度をアップさせる運動があります。

それが…

<後編に続きます>

 

参考文献:

*1:『健康づくり2021年1月No.513』公益財団法人健康・体力づくり事業財団

*このブログは

メルマガ「やせる秘密」の先月号を転載しています。

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